私のカメラライフをスタートさせたのはFujifilmのX-T30でした。
もちろん、購入にあたってはいろいろと悩んだわけですが、「仕事でも使うわけだし、せっかくならちゃんとカメラっぽいものを買おう!」と、レンズ交換式のカメラ購入に踏ん切りをつけました。
それが、X-T30。
キットレンズのついた中古で79,800円で買いました~思い切ったなぁ~!
この機種に至るまでも、あれやこれや本当に悩んで決めました。
その時の頭の中をまとめた記事を切り分けました。初めての機材選びに迷っている方はコチラが参考になるかもしれません。
X-T30の性能
この機種に決めた理由は大きく3つでした。
①コスパが非常に高いこと
②Fujifilmのカメラが作る色合いに一目惚れしたこと
③見た目がクラシックで非常にかっこいいこと
X-T30のコスパが高い部分
初めて買うカメラだったので、20~30万円の出費は怖くてできない…そう考えて、最初は中古で10万円以下の機材を買おうと考えました。
やっぱり定番のキャノン?
最近メキメキ技術を上げているらしいソニー?
兄からもらったレンズもあるニコン?
そもそも一眼レフとミラーレスはどっちがいいの…?
本当にもう、いろいろ悩みに悩みました…。
10万円以下というエントリー&ミドル機のラインナップも各社層が厚く、一つに絞りこむことが難しかったです。
結局は作例をあれこれ見て、これだ!というメーカーを絞ることができました。
Fujifilm製のカメラを買おう!と。
そこで調べていくと、どうやら富士フィルム製のカメラは、写真をデジタルデータに変換するセンサーと、写真データを作る処理エンジンを、製品クラスの分け隔てなく投入していく珍しいメーカーなのだとか。
つまりは、フラグシップモデル(最高峰機種のこと)と同じ写真が撮れる仕組みが、この安い廉価版にも備わっているのです。
レンズとセンサーとエンジンが同じだと出てくる写真も全く同じものになるみたいです。
(タイミングや光の加減はどうしても変わりますが)
なので、購入当時最新鋭のセンサーであるX-trans cmos4を搭載したX-T30は、新品で20万円もするX-T4と同等の写真が撮れる機材であるということがわかり、コスパが高いカメラだと判断しました。
※SDカードが1枚しか入らなかったり、上限メカシャッター速度が少し足りなかったり、連射性能が少し悪かったり、防塵防滴機能がなかったり、という違いはあります

他社メーカーではなかなかそうはいかないようので、X-T30にほぼ決まりました。
写真の色味がとっても好み!!
コスパが高いことは大変にありがたいことですが、問題の撮影品質はどうなのか。
仕事で使う機材になるのでこの辺りが心配でしたが、むしろFujifilm製のカメラで撮影した写真の色味にひと目惚れしてしまっていたのでした。
好みは分かれるでしょうが、このきっちりはっきりとしたメリハリのある写真が撮れる機材だということが分かったので、Fujifilmのカメラを買おうと決めました。
思えば保井崇志さんの写真に惚れ込んでしまったのが最初です。
「Fujiの写真は二郎系」なんて言葉も見たことがありますが、二郎系上等だぜといった感じです。
見た目が最高に好み
最後はここかなと。
結局普段も持ち歩いたりすることになるでしょうから、この見た目の部分を気に入っているかどうかってかなり大きいと思うんです。
そういう点で、X-T30はカメラを持ったことがない私にも響くクールさのあるカメラです。

シャッタースピードや露出、絞りなど、主要なパラメーターをササっと変更できる作りにしてくれているのはとても優しい設計かなと思います。
「写真撮影が上手になりたい!」と思っていた自分には、あれこれ直感的に試せるカメラだなと思いました。
知り合いの写真家の方から「プロでもAutoモードは使う時あるから、初心者ならなおさらついてた方がいいよ」とアドバイスがあったのもあり、この機材はベストな選択でした!
※Fujiではこのあたりのモデルにしかついてません
まだまだ使いこなせる気配がありませんが、たくさん写真を撮ろうと思います!